楽天ふるさと納税ランキング上位商品に学ぶ、売れる商品の作り方(トップ画像編)
ECサイトで重要な商品ページ
自治体が提携している企業が外注で作ってくれることもあれば、自社で作らないといけない場合もあります
外注先が作ってくれるからといって、自社に力を入れてくれるかと言うとそうでもありません
今回は、自社の商品ページを充実させるためにした方が良いことを、ランキング上位の商品から具体的に学んでいきます
初回となる今回は、他社の商品と並ぶ商品の「トップ画像」です
トップ画像で重要になることは、
- 目的とターゲットの選定
- ターゲットが欲しい情報の伝え方
の2点になります。この2つをランキング上位商品から学んでいきます
今回の対象商品
以下の理由で、こちらのお米を学ぶ対象にしました
- お米の場合、産地以外の差別化が難しいため
- 楽天ふるさと納税総合ランキング2位に入っている
- 容量が他と比べずば抜けて多い訳ではなく、見せ方で勝っている商品のため
https://item.rakuten.co.jp/f434281-takamori/078-566/?s-id=rk_pc_furusato_sub_all100
トップ画像のポイント
このように他社商品と顔が並ぶトップ画像。
こちらにはどのような情報を載せれば良いのでしょうか?
まずは載せる情報を判断するための、「目的」「ターゲット」を設定します
目的とターゲットの設定
自社の商品を見てどのような目的を達成したいのか
もちろん、新規購入をしてもらいたいということなんですが、どのような人に購入してもらいたいのかを具体的に考えておきます
今回のお米の場合、16kgと量が多い商品のためこういったターゲットになりそうです
- 食べ盛りのお子さんが2人ほどいる4人家族
- お米は毎回5kgとかで買うが、すぐなくなって困る
- 重いのでできるかぎりネットショップで買いたい
- 今のお米がなくなった時に使うものが欲しい
- 旦那さんの収入分のふるさと納税を使うため、決定権は旦那さん。ただ、相談してOK出たらすぐに買える
なので今回のトップ画像目的としては「食べ盛りのお子さんがいる4人家族のお母さんが商品を見て、これ良さそうと思う」とします
ちなみに、トップ画像ですが、この画像だけで売り込む必要は全くありません。
売り込むのは商品詳細ページに入ってからになります。目的を設定する際は、あくまで商品に興味を持つことを設定すると良いでしょう
ゴールの設定
目的を設定しましたが、具体的にゴールも設定できるとより効果的です。
今回のターゲットが、決定権を持つ旦那さんに相談する時に、どういったことを理由にしてこれに決めたと伝えそうでしょうか?
想像すると、
- この商品ランキングにも入ってて評価も高いし美味しそう
- 量も多いしお得
- すぐ来るし、今注文したら今ある分なくなるまでに届きそう
という会話をしそうですね
なので今回のトップ画像で満たすゴールとしては、
- 量が多くてお得
- 美味しそうと思われる
- すぐ来ると伝わる
の3点になりそうです
ターゲットが欲しい情報を考える
では、実際に上記の項目が満たされているか確認してみます
- 左上の袋の写真で量が多いことをアピール
- 左下の人物+袋で袋の大きさをアピール
- 背景のおにぎりで「冷めても美味しい」「量が多い」をアピール
- 右下の「阿蘇だわら」で生産地的に美味しそうであることをアピール
- 生産者の笑顔の写真を入れることで安心感をアピール
- 左下の14日以内発送ですぐ届くアピール
- 右下の16kgで具体的な量をアピール
と、ターゲットが欲しいとする情報は網羅してそうです
あとは、レビュー数と点数を見て、評価が良ければクリックして中身を見そうですね
上位の商品を分析してみましたが、上位なだけあり必要な情報はしっかりと工夫して載っている印象がありました
まとめ
今回は、楽天ふるさと納税の商品ページに並ぶ商品の顔、「トップ画像」について解説をしました。
この画像の良し悪しで、商品詳細をみるクリック率が異なってきます。
外注業者に頼む場合でも、自社で情報を整理した上で依頼するのが良いでしょう
もし自社で作成する場合は、今回のようなターゲットを明確にし、アピールポイントを決めた上で制作もしくは委託しましょう
フルコンでは、トップ画像も含めた商品詳細ページ作成のサポートもおこなっています。
また、トップ画像と同じく重要なレビュー数を稼ぐためのチラシ作成もしています。相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。