ふるさと納税担当者が把握しておくべき、年間販促スケジュールの立て方
ふるさと納税の運営において正しいスケジュールで商品を販売出来ていますか?
行政と連携して実施しないといけないふるさと納税だからこそ、自社のECサイトと異なり新商品や商品の入れ替えを頻繁に行うことはできません
今回は、ふるさと納税においての年間スケジュールを立てるポイントを解説します。
こういったことにお悩みの方にピッタリです
- これからふるさと納税に出品するため、どのように出すか検討している
- 自治体側に商品の掲載依頼をしないといけないため、効果的な商品を検討して依頼の頻度を下げたい
- 今ある商品をより売りたい、今ある商品より売れる商品をつくりたい
実店舗の繁忙期を書き出す
まずはふるさと納税の場合、ほとんど実店舗などで既に商品を売られているお店が実施していると思いますので、実店舗の繁忙期や閑散期を書き出します
繁忙期に合わせて、どういう商品の見せ方をするのか、それを自治体に依頼するのはどの閑散期にするかなどを予め書き出しておくことが重要です
自治体側も、矢継ぎ早に商品掲載を依頼されると担当者としてはこれ以上工数を増やしたくないと思われ、拒否される可能性もあります
予め全体像を見せて、このタイミングでお願いをさせてもらうということが伝わっていれば、自治体側の受入もスムーズにいくでしょう
また、自治体が外部業者に依頼している場合も、全体像があった方が相手の繁忙期のすり合わせもできて便利です
イベント一覧
こちらでは、一般的なイベントと、楽天ふるさと納税で運用している場合はスーパーセールも重要になるため、この2点を書き出してみます
各イベントに対して、ECの場合は約2ヶ月前から商品を仕掛けていくことになります
月 | イベント | 楽天 | 仕掛ける商品 |
1 | 正月 成人の日 初売り 冬休み ふるさと納税前年度分締め切り | 卒業・入学祝い | |
2 | 節分 バレンタイン 受験 | お花見 | |
3 | ホワイトデー 卒業式 ひな祭り | スーパーセール | 母の日 |
4 | お花見 入社式 入学式 | 暑さ対策 | |
5 | 母の日 GW | BBQ キャンプ | |
6 | 梅雨 ブライダル 父の日 | スーパーセール | お中元 |
7 | ボーナス 海の日 夏休み | 敬老の日 | |
8 | お中元 残暑見舞い | ハロウィンパーティー | |
9 | 敬老の日 お彼岸 シルバーウィーク | スーパーセール | お歳暮 クリスマス |
10 | ハロウィン | お試しおせち | |
11 | 勤労感謝の日 七五三 | 受験 | |
12 | クリスマス 大晦日 ボーナス | スーパーセール | バレンタイン |
ふるさと納税の場合どうするか?
スケジュールを整理してみましたが、ふるさと納税の場合、商品をコロコロ変えて出品は出来ないと思います
どのようにイベントを活かすか、3点ポイントがあります
イベント用の商品があるか
お歳暮やお中元などは、のしが必要となります
検索窓で「のし」と検索する人がいるため、のしの文言がタイトルに入っている商品が必要です
その他、プレゼント用のものであればラッピングや同封物にチラシを入れていないなどを商品説明に書いておくと、そのニーズに合わせた購入を期待できます
イベントで買えるようになっているか、間に合うか
このスケジュールを活かし、
- イベントで消費される商品は出品出来ているか
- そのイベント当日に間に合うように出品されているか(注文者がイベント当日には間に合うと認識できる表示になっているか)
の2点を確認しましょう
例えば、クリスマスのパーティーニーズでチキンやローストビーフが売れることは安易に予想できますが、ふるさと納税で購入した場合、クリスマスの当日に届くかが消費者にとって不安になります
こういった不安があると他に流れてしまうため、当てたいイベントがあるのであれば、消費者が安心して購入できるようにしておく必要があります
イベント前に告知をする
既に一度ふるさと納税で購入してくれている方に関しては、イベントを意識してメルマガやLINEで情報を発信しましょう
すべてのイベントについて発信をしていると、ブロックや登録解除の原因にもなりますので、決め打ちしたいイベントに絞ると良いでしょう
その他参考になる販促カレンダー
サンケイアイ販促カレンダー
かなり細かく日ごとのイベントを記載してあります
例えば、10/22はドリップコーヒーの日など
それだけでなく、生活行動として
「受験生に夜食をつくる」
「鍋、おでん、煮込み料理、あったかメニューを好んで食べる」
なども書いてあります
自社の商品とどう関連付けるかの想像も付きやすいためオススメです
まとめ
今回はふるさと納税の年間スケジュールについて解説をしました
自社で運用するECとは違い、自治体と手を組んで実施するふるさと納税だからこそ、商品の入れ替えや変更は手間がかかります
だからこそ、一度で当てられるようにするためにも、年間スケジュールを立てて担当者とスムーズにやり取りをするためにも、こういった検討は欠かせません
フルコンでは、ふるさと納税に特化し商品開発や商品ページ作成のお手伝いをしています。レビュー数を増やし売れるようにするための同封はがきの販売・運用も行っております。
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