GoogleTrendsで自社商品の売上が上がるタイミングを見つけ、出品する時のポイント
商品によって、どの時期にどのくらい売れるのかや繁忙期などは、商品の売上数によって掴めていると思います。
実際消費者がどのように動き出しているかをGoogleTrendsを用い分析することで、より確実に他社よりタイミングに合わせた動きができるようになります。
今回は、ふるさと納税に出品している商品の売上が上がるタイミングをGoogleTrendsを用いて分析し、その際に重要なポイントを解説していきます。
GoogleTrendsとは
GoogleTrendsについては、前回のブログで解説をしています。
詳しくご覧になられたい方は、こちらからどうぞ
売上が上がるタイミングを可視化する
今回は、ピークがわかりやすい鰻を参考に、分析をしていきたいと思います
まずは、GoogleTrendsで鰻を分析してみます。
こちらは過去1年間の「鰻」の検索数です
土用の丑の日がピークのため、昨年の7月25日の週が最大の検索数になっています。
丑の日のために、早い人だと6月に入ったタイミングで動き出しているため、
検索数が増え始めています。
こちらは過去5年間の検索数推移です
こちらからは以下のようなことがわかります
- 土用の丑の日が年間でもピークである
- 年始のタイミングで通常の時期より少し検索数が伸びる
- 5月頃の気温が上がる時期に、少し検索数が伸びる
ことがわかります。
具体的に出品にどのように活かすか
鰻のトレンドがわかりましたので、具体的に出品に活かす方法を解説していきます
ピークの需要に間に合うように届けられることをアピールする
今回の鰻の場合、ピークは土用の丑の日(7/23)であるため、
消費者としてはその日、もしくはその前後に食べたいと考えています。
そのため、下記のように
- いつまでの申込みで
- いつまでに届くか
が一目でわかることが重要になります
鰻の場合、需要が明確で消費される日がピンポイントですが、
他の商品の場合、何目的で消費されるかが重要になります。
例えば、お肉の場合は友人とのBBQに間に合うかどうかだったりします。
消費者を想像し、消費に間に合うかどうかのタイミングを記載することが重要です。
検索に引っかかるようにする
上記は画像で土用の丑の日が大きく記載されていますが、
「土用の丑の日」と検索して出てくるようにしておく必要もあります
こちらは土用の丑の日の検索数ですが、
当日に近づくほど検索数が増えています
検索に引っかかるようにするには、下記のように丑の日という言葉をタイトルにつけたり、文面に入れる必要があります。
まとめ
今回は、グーグルトレンドでタイミングやその際のポイントを解説しました。
ふるさと納税などポータルサイトを使うECショップの場合、ライバルは複数あります。
自社が少しでも有利な立場になれるよう、こういった分析を活用していきましょう。